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辻 邦生/著 -- 新潮社 -- 2005.12 -- 918.68

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
書庫(1F) 02/918.68/TS41/ニ46-19 17039553 一般 帯出可 配架中 iLisvirtual

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タイトル 辻邦生全集 19
責任表示 辻 邦生 /著  
出版者 新潮社
出版年 2005.12
ページ数 491p
大きさ 23cm
NDC分類(9版) 918.68
内容紹介 文業40年を集大成する初の本格的全集。19巻は「ロッテ・レーマンに魅了されて」「クロード・モネの世界」、中条省平編「辻邦生映画クロニクル」等、音楽・美術・映画をめぐるエッセーを収録する。
ISBN 4-10-646919-7
本体価格 ¥7000
特集内容 内容:わが音楽遍歴の風景 バッハのなかに響くもの バッハの神に沿って ある転換期の芸術家の肖像 生活気分としての“ロマン派” モーツァルト断章 十八世紀の復権 オルフォイスの鎮魂 時を奪還するものとしての「指輪」 始原の歌を追って 私の好きなクラシック・ベスト3 音楽と絵画の出会う場所 クロード・モネの世界 風と光と影と モネの言葉 バロックの詩と真実 回想のなかのゴシック シャガールのなかの「聖書」の風景 美に到る道 美の山河を越えて プッサンの遺言 雪とNicolas Poussinと ある悲劇の相貌 変幻する雲の魅惑 intimitéについて ほか82編

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
わが音楽遍歴の風景 15-61
バッハのなかに響くもの 62-65
バッハの神に沿って 65-70
ある転換期の芸術家の肖像 70-73
生活気分としての“ロマン派” 73-82
モーツァルト断章 83-86
十八世紀の復権 86-96
オルフォイスの鎮魂 96-99
時を奪還するものとしての「指輪」 99-101
始原の歌を追って 101-102
私の好きなクラシック・ベスト3 102-103
音楽と絵画の出会う場所 107-113
クロード・モネの世界 114-118
風と光と影と 118-128
モネの言葉 128-130
バロックの詩と真実 130-134
回想のなかのゴシック 135-138
シャガールのなかの「聖書」の風景 138-148
美に到る道 148-155
美の山河を越えて 155-156
プッサンの遺言 156-166
雪とNicolas Poussinと 166-168
ある悲劇の相貌 168-180
変幻する雲の魅惑 180-183
intimitéについて 183-186
現代芸術の誕生を見る感動 186-188
新しいルーヴルから 188-191
パリのプッサン展から 191-193
プッサン展の「自画像」など 193-195
歴史と画家 195-198
「鳥獣戯画」との出会い 199-200
明恵上人像 200-201
東洋の美・西洋の美 201-203
大雅の道 203-213
孤高の行方 213-223
太虚のなかに在ること 223-226
美に酔う構図 226-229
未だ書かれざる小説の余白に 229-232
修学院への道 232-246
実のなかの虚、虚のなかの実 247-253
「木靴の樹」の眼ざし 257-258
<歪んだ鏡>のなかで… 258-262
歴史のなかを吹く追憶の風 262-269
ヴィスコンティを解く鍵 269-272
危機への戦慄 272-275
マルセル・カルネ会見記 275-281
フランスからの帰りに見た小津作品 281-282
映画「ノスタルジア」の世界 282-284
私の映画遍歴の始まり 284-287
タルコフスキーの背景にあるもの 287-292
初めにまず小箱があって 292-296
映画は音楽で縫いとりされる 296-299
私の好きな映画・監督・俳優 299-300
サスペンスの花盛りの下で 300-303
大人になること 303-306
映画がまだ喋らなかった頃… 306-309
絶望をくぐりぬけた喜劇 309-312
空虚な空間の示す意味 312-314
ペネロペの織 315-318
ある終末論の告知 318-320
あるロシアの映画監督の死 320-323
「鏡」そしてこの孤独なロシア人について 323-329
人間の救済にかかわる“美” 329-333
“浄福”の虚像と実像について 333-336
川合勘助と「人情紙風船」 336-337
幸福の佇む風景から 337-340
「サクリファイス」が語りかけるもの 340-343
「カラヴァッジオ」その反転の美学 343-345
ある告白的“岩波ホール”論 345-348
ある貴族へのレクイエム 348-354
<地上に在ること>への讃歌 354-357
故郷喪失者の郷愁 357-360
マイベスト10と好きな映画人 360
青春を横切った映画たち 360-364
トリュフォー、その軽やかな偉大さ 364-367
天使たちのフルコース 367-374
山中貞雄の澄んだ視線 374-377
芸術家であることの意味 377-379
夢と現実の掛け橋 380-381
冒険の向う側、こちら側 381-383
映画の中の読書、読書の中の女 383-386
地上へ愛をこめて 386-394
生きること、詩を読むこと 394-400
横長画面の鮮烈な構図 400-401
聖なる旅と孤独な死と 401-404
映像の幸福、モードの幸福 405-406
懐かしい地球へのラヴ・コール 406-411
信州の森のなかで 412-415
<信じる>ことの周辺 415-418
生きる「時間」の愛しさ 418-420
「人生の階段」を見る楽しみ 420-424
映画とは<詩>と<面白さ>についての物語 424-434
悲しみをこめて振り返れ 435-437
森のなかの生活から 437-440
青いレクイエム 440-441
愛欲劇に「世界構造」を映す 441-443
香わしい時間の至福 443-448
過ぎゆく時の陶酔 448-450
一九三六年の夏の一日 450-452
悦楽と苦悩と創造と 453-454
ネルーダと郵便配達人 454-455
神の不在と奇跡の意味 455-458
生のいとおしさ 458-460
名と物が切り裂かれるとき 460-470
幸福までの長い距離 470-471
パリの黒澤監督 471-472
永遠と一日 472-473