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瀬谷 幸男/訳 -- 論創社 -- 2016.9 -- 973

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書庫(1F) /973/ヌ69/ 13369392 一般 帯出可 配架中 iLisvirtual

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タイトル 完訳中世イタリア民間説話集
責任表示 瀬谷 幸男 /訳, 狩野 晃一 /訳  
出版者 論創社
出版年 2016.9
ページ数 214p
大きさ 20cm
NDC分類(9版) 973
内容紹介 単純素朴で簡明な口語体で書かれた100篇の物語からなる、イタリア文学史上で最古の独創性に富む短篇物語集。典拠が多岐にわたる物語を「枠物語(コルニチェ)」の体裁で語る。
ISBN 4-8460-1557-2
ISBN13桁 978-4-8460-1557-2 国立国会図書(別タブで開きます) カーリル(別タブで開きます) WebcatPlus(別タブで開きます) CiNiiBooks(別タブで開きます) アマゾン(別タブで開きます) ブクログ(別タブで開きます)
本体価格 ¥3000
特集内容 内容:序文 プレスター・ジョンがいと気高き皇帝フェデリコに送った高貴な使節について 王が投獄した賢いギリシア人がいかに駿馬を評価したかについて ある吟遊詩人がアレクサンダー大王の御前である騎士について泣きついた話 ギリシアの使節への返書をある王様がその若い息子に託した次第 いかにしてダヴィデ王に部族の数を知りたいとの考えが起きたのか 天使がソロモンに話しかけ、主なる神が彼の息子からその罪のために王国を取り上げたと話した次第がここで語られる どうしてある王の若殿が追放されたシリア王へ贈り物をしたか 煙売買 ここでは領民と巡礼者の間でバーリの下僕が述べた素晴らしい裁定が話される ジョルダーノ先生が邪な弟子に裏切られた話 アミナダブがダヴィデ王に敬意を表した話 ここでは、楽しみのためにシターンを弾かせたアレクサンダー大王をアンティゴヌスが叱責した様子について語る ある王様が自分の息子を十年間、暗い場所で養育し、その後息子にあらゆる物事を見せた結果、女好きになってしまった次第 ある国の王とその息子が法の順守のために片目を取られた顚末について 聖パオリーノ司教の深い慈悲について ある両替商が神のために行った偉大な施しについて カルロ大帝の男爵に神が下した裁きについて 若王の偉大なる寛大さと礼節について イングランド王の偉大な寛大さと礼節について 三人の魔術師がフェデリコ帝の宮廷にやってきた次第 皇帝フェデリコから大鷹がミラノの市街へ逃亡した顚末 フェデリコ帝がある泉のところでひとりの庶民に出会い、(水を)飲んでも良いかと尋ね、皇帝がその者の杯を取った次第 皇帝フェデリコが二人の賢人に質問して彼らに報酬を与えた経緯 スルタンがある者に二百マルクを与え、それを彼が見ている間に宝物管理人が書きつけた次第 ほか75編

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
序文 14-15
プレスター・ジョンがいと気高き皇帝フェデリコに送った高貴な使節について 16-18
王が投獄した賢いギリシア人がいかに駿馬を評価したかについて 19-21
ある吟遊詩人がアレクサンダー大王の御前である騎士について泣きついた話 22-24
ギリシアの使節への返書をある王様がその若い息子に託した次第 25-26
いかにしてダヴィデ王に部族の数を知りたいとの考えが起きたのか 27-28
天使がソロモンに話しかけ、主なる神が彼の息子からその罪のために王国を取り上げたと話した次第がここで語られる 29-31
どうしてある王の若殿が追放されたシリア王へ贈り物をしたか 32-34
煙売買 35-36
ここでは領民と巡礼者の間でバーリの下僕が述べた素晴らしい裁定が話される 37-38
ジョルダーノ先生が邪な弟子に裏切られた話 39
アミナダブがダヴィデ王に敬意を表した話 40
ここでは、楽しみのためにシターンを弾かせたアレクサンダー大王をアンティゴヌスが叱責した様子について語る 41
ある王様が自分の息子を十年間、暗い場所で養育し、その後息子にあらゆる物事を見せた結果、女好きになってしまった次第 42
ある国の王とその息子が法の順守のために片目を取られた顚末について 43
聖パオリーノ司教の深い慈悲について 44
ある両替商が神のために行った偉大な施しについて 45
カルロ大帝の男爵に神が下した裁きについて 46
若王の偉大なる寛大さと礼節について 47-48
イングランド王の偉大な寛大さと礼節について 49-52
三人の魔術師がフェデリコ帝の宮廷にやってきた次第 53-55
皇帝フェデリコから大鷹がミラノの市街へ逃亡した顚末 56-57
フェデリコ帝がある泉のところでひとりの庶民に出会い、(水を)飲んでも良いかと尋ね、皇帝がその者の杯を取った次第 58-59
皇帝フェデリコが二人の賢人に質問して彼らに報酬を与えた経緯 60-61
スルタンがある者に二百マルクを与え、それを彼が見ている間に宝物管理人が書きつけた次第 62-63
ここではフランスのある市民について語られる 64-65
侮辱された偉大な君主についてここで語られる 66
ここではフランスの王国にあったある慣習について語られる 67-68
賢明なる占星術師が最高天について議論した様子についてここに語られる 69-70
ロンバルディアのある騎士が財産を使い果してしまった話 71-72
ここではアッツォリーノ殿の物語の物語師について語られる 73-74
アイルのリカール・ロゲルチョの勇敢な行為について 75-76
ここではバルゾーのイムベラル殿にまつわる話が語られる 77-78
二人の高貴な騎士が素晴らしい愛情で互いに結ばれている様子 79-80
ボローニャのタッデーオ先生についての話 81
残忍な王がキリスト教徒を迫害した様子について語られる 82-83
ここではギリシアの二人の王の間にあったある戦争について語られる 84
ある女から咎められたメリススという名の占星術学者について 85-86
ある修道士にからかわれた司教アルドブランディーノについてここで語る 87
サラディーノという名の道化師について 88
ポーロ・トラヴェルサーロ殿の話 89-90
ここではプロヴァンスのベルグダムのグイリエルモ(ギョーム)の実に素晴らしい話が語られる 91-92
ランゴーネ殿の道化師に対する処遇についてここで語る 93
ある廷臣(吟遊詩人)へ提示された質問について 94
とある泉のところでランチャロット(ランスロット)卿が戦いを交えた次第 95
ナルキッソスが自分の影に恋をした様子についてここで語る 96-97
ある騎士が貴婦人に求愛した顚末について語られる 98
コンラディンの父、コンラッド王についてここで語る 99
トゥルーズの医者がトゥルーズの大司教の姪を娶った顚末について語られる 100-101
ボローニャのアッコルソ先生の息子、フランチェスコ先生の話 102-103
あるガスコーニュの婦人がキプロスの王にすがりついた様子についてここで語る 104
ジョヴァンニ王の時代に買われた鐘について 105
ここでは皇帝が彼の男爵のひとりに与えた特別な許可について語る 106
ここでは教区牧師ポルチェッリーノが告訴された経緯について語られる 107
マルコという名の吟遊詩人の話について語る 108
ある田舎人がボローニャへ学問をしに行った次第 109
ボローニャの貴婦人アニェジーナ 110
宮廷騎士ベリウォロ殿について 111
皇帝が絞首刑に処したある騎士についてここで語られる 112-114
ここではカルロ大王が恋狂いした顚末について 115-117
哲学者ソクラテスについて、そして彼がギリシア人に返答した様子についてここでは語られる 118-119
ここではロベルト殿の話が語られる 120-121
立派なメリアドゥス王と怖いものなしの騎士について 122-123
プロヴァンスのピュイ宮廷で起こったある物語について 124-129
イゾルデ王妃とレオーニスのトリスタン殿についてここで語る 130-132
ここではディオゲネスと呼ばれた哲学者について語る 133
ここではパピリオの父が彼を元老院会議へ連れて行った経緯が語られる 134-135
ある青年がアリストテレスにした質問について 136-137
トラヤヌス帝の偉大な正義についてここで語られる 138-139
ここではヘラクレースが森の中に行った経緯が語られる 140-141
息子に死なれたある婦人をセネカが慰めた様子をここでは語る 142-143
カトーが<運命>に対し不平を述べた次第についてここで語る 144-145
お金に困ったスルタンが正当な理由もなくユダヤ人を告訴した顚末 146-147
ある臣下と主君の物語がここで語られる 148-149
ここでは、主なる神が旅芸人にお伴される顚末が語られる 150-151
リッカルド(リチャード)王の行った大虐殺についてここで語られる 152-153
ここでは宮廷に出入りする騎士リニエリ殿について語られる 154-155
学問を俗語に翻訳することに熱心なある哲学者の話 156
ここでは彼の領主を崇拝する旅芸人について語られる 157-158
フィレンツェのミリオーレ・アバーティ殿が口にした物語についてここで語られる 159-160
ここではトロイアのプリアムス王の息子らが開いた審議について語られる 161-162
湖のランチャロットを愛したがため亡くなられたスカロット(シャロット)の乙女について語る 163-164
キリストがある日弟子らと木の生い茂った場所を歩いていると、じつに貴重な宝を見つけた経緯について 165-166
エッツォリーノ殿が大祝宴を宣言させた様子 167-169
ジェノヴァで時折り起こった大飢饉について 170
過分に与えられたある男の話 171
ある男が告解に行くと 172
ここではマントヴァのカッフェリの城主殿について語られる 173
終わる見込みのない物語を始めた吟遊詩人についてここで語る 174
ここではフェデリコ皇帝が彼の鷹の一匹を殺した顚末が語られる 175
ある男が司祭に告解をした次第 176-177
うまそうなパイを作った女房の話 178
告解に出かけた農夫の話 179
ここではメギツネとラバについて語られる 180-181
町に出かけた田舎者の話 182
サン・ジョルジョのビートとフルッリ・ディ・フィレンツェ氏の話 183-185
ある商人が海の彼方へ二枚の桶板で区切った樽でワインを運ぶ顚末が語られる 186
帽子を仕入れた商人について語る 187
ある愛の美しい話 188-190
フェデリコ帝がヴェッキオを訪ねた次第 191