事例詳細

調査・質問内容

信越本線碓氷線を走っていたアプト式機関車についての資料はあるか。

図書館からの回答

公開日 2024/12/21

アプト(アブト)式はスイスのローマン・アプトが開発。 走行時にレールの歯状の軌条(ラックレール)と、機関車に装備された歯車を噛み合わせることによって車両の滑りを防いだ。 碓氷峠では距離11.2km、標高差約552m、急こう配区間66.7パーミルの区間をアプト(アブト)式で走行。 明治26(1893年)1月に試運転が行われたのち、電気機関車の運行は明治42年(1909年)から計画され、明治45年(1912年)5月11日に導入された。 昭和38年(1963年)9月30日、アプト(アブト)式による機関車の運行廃止。

参考文献

タイトル 注記
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群馬県史 通史編 10 年表 索引  群馬県 1992.3  p.412-413
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安中市史 第2巻 通史編 安中市 2003.11 p.728-729
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上州路 第3巻4月号通巻23号 3 p.2-7「碓氷峠のアプト式鉄道」中屋栄著
上州路 第10巻8月号通巻112号 1983.8 10 p.74-77「碓氷峠を越えたアプト式鉄道」島田幸一著
上州路 第18巻5月号通巻205号 1991.5 18 p.14-19「鉄道の開通とアプト式七十年の歴史」八木富男著
群馬風土記 第5巻第1号通巻20号 1991年1・2月号 5 p.96-101「特別読物 明治の文明『アブト式鉄道』――『SF・アブト式鉄道に消えた女』覚え書き」渡辺明著
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参考URL

タイトル 注記
鉄道先人録 182-183、203、213-215コマ

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