事例詳細

調査・質問内容

『上小出村往来』について

図書館からの回答

公開日 2025/10/03

上小出村の年貢やその他の税負担の詳細な解説、香集寺の縁起・仏像の解説、村内の字名等が書かれた史料で、寺子屋では教科書として用いられた。 成立年月は1812(文化9)年12月、藍沢無満(上小出村出身の俳人、寺子屋の師匠でもあった)の著書とされる。 関口久雄家文書として残る『上小出村往来』(群馬県立文書館に所蔵)の巻末の記述より、1851(嘉永4)に新訂されたと考えられる。

参考文献

タイトル 注記
前橋市教育史 上巻 前橋市教育史編さん委員会/編 1986 p.146, 176-178(本文あり)
前橋市史 第6巻 前橋市史編さん委員会/編 1985 p.842-844(本文あり)
近世村落生活文化史序説 上野国原之郷村の研究 高橋敏/著 未来社 1990 p.222-232, 238
日本教科書大系 往来編 第10巻地理編2 1978 p.530
群馬県史 通史編 10 群馬県史編さん委員会/編 1992 p.234(年表)
日本歴史地名大系 10群馬県の地名 平凡社 1987 p.557
上小出町小史 上小出町自治会/著 上小出町生涯学習奨励委員会/著 2019 p.16, 29

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